かばちたれ@雑記帳

軍事的抑止力を強く持たない限り外交発言力ない

2012/11/22
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軍事的抑止力ない限り、外交発言力ない 石原氏講演

 日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、外交政策について「軍事的な抑止力を強く持たない限り外交の発言力はない」と指摘した。その上で「核兵器に関するシミュレーションぐらいはやったらいい。防衛費は増やさないといけない。防衛産業は裾野が広いので、日本の産業も、中小企業も助かる」と述べた。
 中国については「日中が友好に進むことは両国にとって好ましい」としながらも「あのシナの覇権主義に侵され、日本が第二のチベットになることを絶対好まない。ノーというときはノーと言う」と強調。対中対策に関しては「米国との同盟は必要だが、領海が侵されつつあるフィリピンやベトナムと同盟のようなものを組むことが、積極的で強い、したたかな外交だ」と述べ、中国周辺諸国との連携を重視していくべきだと訴えた。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)については「賛成だが、何もかも自由化するのには反対だ」と語った。
2012.11.20 産経ニュース抜粋

日本維新の会に迎合してしまった石原氏。
それとも、迎合したふりして維新内部に潜入し、わが思いを成し遂げるに利用しようとしているのか。
今の段階では何とも判断しようがない状況である。

ただ、日本維新の会代表としての初めての講演での今回の発言は注目に値する。
「軍事的抑止力ない限り、外交発言力ない」との“言や良し”ではないか。

しかし、国際社会では当たり前のこんな事すらわが国の政治家は言うことができない。
ましてや、「核武装」に言及するなどもっての他とされてきた。
これが、傍若無人極まりない隣国に付け入る隙を与えているとわかっていながら。

だからこそ、石原氏の言の如き国家としての覚悟の発信は必要なのです。
実際にそうするかしないかは別として、この覚悟を厳として発信する事こそが必要なのです。

「軍事的抑止力ない限り、外交発言力ない」

技術的にも科学的にもトップクラスに君臨するわが国が、この言葉を発するだけで相手が怯むであろうことを外交の場で利用しない手はないのです。


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