臆病者の集まりが国を亡くす
【酒井充の政界××話】感情論が足りなすぎた竹島対応
識者はよく「国民感情の刺激の応酬はよくない」と言い出す。不法占拠の状態を座視せず、日本の正当な立場を主張し続けることを感情論と一蹴し、まるで悪いことのように言う。
冗談じゃない。竹島も北方領土も、日本は正当な理由なく外国に侵略されているのである。外国の元首が日本政府の許可なく勝手に上陸しているのである。それを批判することは本当に感情的なことなのか。
今まできちんと主張してこなかったから不法上陸が続いたといえるのに、元外務省幹部まで某紙で感情の抑制を指摘していた。上から目線で大衆を見下した物言いとしか思えない。
ところが、一連の領土の危機に対する国民的なうねりは、識者が心配するほど広がっていない。首相官邸前では毎週金曜日、反原発の集会が開かれている。彼らは明らかに道路交通法という社会のルールを破って車道を歩き、車両通行の妨害をしていた。その上、首相官邸に向かって「テメー、コノヤロー」など聞くに堪えない罵詈雑言を声高に浴びせる。そんな反原発運動の人たちを「感情的でけしからん」と指弾する声はあまり聞いたことがない。
「人の命が大事だ」と主張して原発ゼロを訴える人なら、当然日本人の生命、財産を犯しかねない外国の侵略に声を上げてもよさそうなものだが、不思議なことに彼らはあまり関心がないようだ。
2012.9.3 産経ニュース抜粋
「配慮、配慮で国を亡くす」との記事を以前書いたが、この「配慮」の実態は「配慮」に名を借りた「臆病」なのである。
「大人の対応」も「臆病」の隠れ蓑。
なんのことはない、わが国の識者と呼ばれる多くの連中と、官僚政治家連中の多くは「臆病者」の集まりなのである。
しかし、「相手が反撃しない」とみると威勢がよくなるのがこういう連中の特徴。
今の反原発デモをリードする連中も概ねこれにあたる。
戦っているようで、実は戦っていない。
いざ、本当の戦いになると一目散に逃げていく。
リーダーとしては最低最悪のリーダーと言うことになる。
しかしながら、今の日本を司る連中にはこういうのが多い。
で、それを後押しするマスコミにより世論誘導がされようとしている。
「配慮、配慮で国を亡くす」の実は、「臆病者の集まりが国を亡くす」なのである。
識者はよく「国民感情の刺激の応酬はよくない」と言い出す。不法占拠の状態を座視せず、日本の正当な立場を主張し続けることを感情論と一蹴し、まるで悪いことのように言う。
冗談じゃない。竹島も北方領土も、日本は正当な理由なく外国に侵略されているのである。外国の元首が日本政府の許可なく勝手に上陸しているのである。それを批判することは本当に感情的なことなのか。
今まできちんと主張してこなかったから不法上陸が続いたといえるのに、元外務省幹部まで某紙で感情の抑制を指摘していた。上から目線で大衆を見下した物言いとしか思えない。
ところが、一連の領土の危機に対する国民的なうねりは、識者が心配するほど広がっていない。首相官邸前では毎週金曜日、反原発の集会が開かれている。彼らは明らかに道路交通法という社会のルールを破って車道を歩き、車両通行の妨害をしていた。その上、首相官邸に向かって「テメー、コノヤロー」など聞くに堪えない罵詈雑言を声高に浴びせる。そんな反原発運動の人たちを「感情的でけしからん」と指弾する声はあまり聞いたことがない。
「人の命が大事だ」と主張して原発ゼロを訴える人なら、当然日本人の生命、財産を犯しかねない外国の侵略に声を上げてもよさそうなものだが、不思議なことに彼らはあまり関心がないようだ。
2012.9.3 産経ニュース抜粋
「配慮、配慮で国を亡くす」との記事を以前書いたが、この「配慮」の実態は「配慮」に名を借りた「臆病」なのである。
「大人の対応」も「臆病」の隠れ蓑。
なんのことはない、わが国の識者と呼ばれる多くの連中と、官僚政治家連中の多くは「臆病者」の集まりなのである。
しかし、「相手が反撃しない」とみると威勢がよくなるのがこういう連中の特徴。
今の反原発デモをリードする連中も概ねこれにあたる。
戦っているようで、実は戦っていない。
いざ、本当の戦いになると一目散に逃げていく。
リーダーとしては最低最悪のリーダーと言うことになる。
しかしながら、今の日本を司る連中にはこういうのが多い。
で、それを後押しするマスコミにより世論誘導がされようとしている。
「配慮、配慮で国を亡くす」の実は、「臆病者の集まりが国を亡くす」なのである。

