配慮、配慮で国を亡くす
平時から自衛隊が海上保安庁や警察を支援して不法な領海侵犯を排除するための「領域警備法」の制定について、藤村修官房長官は20日の記者会見で否定的な考えを示した。沖縄県・尖閣諸島への香港の活動家らの上陸事件を受けて、政府・与党内にも法整備の機運が高まったが、野田政権は早くもこれを葬り去ろうとしている。
(中略)
藤村氏が領域警備法制定に後ろ向きなのは「今の時点で中国、韓国を刺激したくないからだろう」(政府関係者)とみられる。こうした姿勢は、政府の重要な意思決定のプロセスにも表れている。
(中略)
政府関係者は「防衛相を参加させると中韓に誤ったメッセージを送ることになると恐れているのか。時代錯誤の考え方だ」と批判した。
2012.8.21 産経ニュース抜粋
日本人は相手が頭を下げれば、こちらはもっと頭を下げる。
「ごめんなさい」と言えば、「私も悪かったから」と一緒に謝る。
例え、こちら非がなくてもだ。
誇るべき日本人の美徳であるが、「誇るべき」と言うことは即ち、他国人にはない素養であると言うこと。
ましてや、中韓の如き「美徳」という観念すらない人種にそれを求めようと言うのが「おめでたい」としか言いようがない。
いやいや、「おめでたい」より、卑しくも単に戦いを避けるビビリの如き。
所詮、点取り屋の官僚やサラリーマン化した政治家連中には性根というものは存在せず。
戦いを避ける性根なき自らの態度を「配慮」と言う言葉に転化する。
配慮、配慮で国を亡くす。
こんら連中にわが国を任せている限り、国を亡くすのはそう遠い未来ではありません。