大きなお世話の有給休暇義務化
「ハッピーマンデー」廃止を提言 民主休暇PT素案 土曜祝日は金曜を休日に

民主党は26日、「休暇のあり方検討プロジェクトチーム(PT)」の会合を開き、国民の祝日を月曜に設定し連休を作る「ハッピーマンデー」を廃止し、祝日が土曜のときは前日の金曜を振り替え休日とする制度を盛り込んだ「休暇改革」の素案をまとめた。
ハッピーマンデーについては、全面か一部廃止とする。祝日に定めた意味を知らない国民が多くなったことを理由にしている。
PTはこのほか、有給休暇を義務的に付与する制度や、10月中旬に小中学校で土日を含め5連休を新設することも打ち出した。
2012.7.26 産経ニュース抜粋
祝日の意味をないがしろにする「ハッピーマンデー」なるものの廃止は当然。
その代り、祝日が土曜の時は前日の金曜を振り替え休日とする制度案に変更だそうだが、いずれにしても日祝日に休みをとりづらいサービス業の従事者が日本には4割以上いることをお忘れか。
その方達は、交替で平日に休みを取る場合が多いだろうが、休日が増える事により休みが取りづらくなることが予想される。
それでなくても、飲食業をはじめとしたサービス業の労働条件は過酷なケースが多い。
休日を増やす事により、その過酷さが増すかもしれないのだ。
私がそんな業種に勤めていれば、「勘弁してよ」って言うだろう。
また、有給休暇の義務化も立ち入りすぎ。
それを言うなら、週休2日制の完全化の方が先でしょ。
ま、これもまた立ち入りすぎですけどね。
のん気に「休日のあり方検討プロジェクトチーム」やるのも良いけど、もっとやるべき事があるんじゃないですか、民主党さん。
休みが増えりゃ「1兆円の経済効果が期待できる」なんてのも眉唾だ。

