八百長猿芝居に騙されるほど国民は甘くない

来週にも内閣改造へ

　野田佳彦首相は３０日、消費税増税関連法案の今国会での成立に向け、来週にも内閣改造を行う方針を固めた。複数の首相周辺が明らかにした。参院で問責決議を受けた田中直紀防衛相と前田武志国土交通相に加え、鹿野道彦農林水産相らを交代させ、中規模の改造となる見通し。併せて党役員人事も検討している。
　首相は３０日昼、小沢一郎民主党元代表と党本部で会談した。首相は「消費税増税は待ったなしだ。今国会中に採決して成立を期すのが私の立場だ」と協力を求めたが、小沢氏は「政権としてやるべきことがある。賛成というわけにはいかない」と拒み、決裂した。
　これを受け、首相は消費税増税法案成立に向け、自民党との修正協議を本格化させる構え。民主党幹部には会期末の６月２１日までに法案を衆院で採決するよう指示した。新体制を早急に固め、原子力規制組織設置など懸案を一気に解決したいと考えているという。
2012.5.31　産経ニュース抜粋

周りが大騒ぎの野田、小沢会談。
こんな茶番劇に大騒ぎすること自体がおかしいわけで。
はっきり言ってどうでもいい話である。

結果は案の定。
いったい、野田首相は誰に対して何をしようとしたのでしょう。
とても、本気で小沢氏を説得しようとしたとは思えない。
ほんと、こうなると「乾坤一擲」の言葉を斯様に軽いものにした罪は重いですよ。
それこそ、「乾坤一擲」に失礼だ。

で、次は内閣改造でもしてみようかな・・・って事ですか。
今さら内閣改造にかこつけて問責大臣の処分をしたところで遅きに失したわけで。
こんなぐうたらな対応を、万一自民党が了とするなら、もうこれは八百長としか言いようがない。

そんな八百長猿芝居に騙されるほど国民は甘くない。
この事だけは見誤らない様、ご忠告申し上げておきましょう。