禁酒しようがどうしようがダメなものはダメ
結婚式・宿泊先も飲酒ダメ…猛省促す福岡市長
職員による飲酒絡みの不祥事が相次いだ福岡市は21日、全職員に対し、自宅外での“1か月飲酒禁止令”を出した。
異例の措置とあって、職員からの問い合わせに対応するためのQ&Aも作成。高島宗一郎市長は同日、職員への直接の訓示を始め、「酒との付き合い方を見直してほしい」と訴えた。
市長の訓示は24日まで4回に分け、本庁と北別館に勤務する市長部局と市教委の職員計約2000人に対して実施する。その後、消防局などの本庁外の部署や各区役所には高島市長や副市長が出向いて訓示する。
この日、市長は市役所講堂に集まった職員約610人に、「この1か月間を機に、公務員という責任と自覚、誇りを取り戻してほしい」と呼びかけた。
Q&Aは、どういう場合が「自宅外での飲酒禁止」の例外になるのかなど、職員の疑問に上司らが対応するための9項目の想定問答集。市人事課が作成し、各局の総務担当課長らに配布した。同課は職員の動揺を考慮し、「混乱を避けるために作成した」としている。
飲酒できる例外として、「仕事や親戚の付き合い、結婚式などはどうか」との問いには「原則としてノンアルコール。自分の結婚式の場合は、所属長に相談してください」と回答を例示。現時点ですでに飲み会を予定している場合は「キャンセルする必要はないが、参加者に趣旨を伝えてソフトドリンクを飲むように」としている。
宿泊先での飲酒の可否については、「過去に問題を起こした事例もあるので、自宅外では飲酒を控えるように」としている。同課によると、2008年に市教委職員が長崎県に旅行中、宿泊していたホテルで酒に酔って別の客の部屋に入り、トラブルになったという。
2012.5.22 YOMIURI ONLINE 抜粋
お酒は適度なストレス発散効果があるし、何より人間関係の潤滑油として多大な効用がある。
しかし、本人の自覚、使い方によってはマイナスの結果を招くことも。
薬にもなれば毒にもなる。
ま、これは何もお酒に限ったことではありません。
で、件の飲酒禁止令。
「酒好き」の私にとっては「お酒に失礼」と言うべきもの。
悪いのはお酒じゃなく、公僕としての自覚のなさ、さらには大いなる勘違いによる増長が原因。
なので、1ヶ月禁酒させたところで何の改善にもならないでしょう。
何だかんだ言ったところで、公務員の給与は恵まれている。
しかし、その給料に見合うだけの仕事はしてない。
にもかかわらず、その安定感と頭を下げなくても給料をもらえるシステムにどっぷりつかり、そしてプライドだけはどんどん高くなる。
問題の根っこはここにあるのです。
なので、福岡市長さん。
禁酒しようがどうしようがダメなものはダメなのですよ。

職員による飲酒絡みの不祥事が相次いだ福岡市は21日、全職員に対し、自宅外での“1か月飲酒禁止令”を出した。
異例の措置とあって、職員からの問い合わせに対応するためのQ&Aも作成。高島宗一郎市長は同日、職員への直接の訓示を始め、「酒との付き合い方を見直してほしい」と訴えた。
市長の訓示は24日まで4回に分け、本庁と北別館に勤務する市長部局と市教委の職員計約2000人に対して実施する。その後、消防局などの本庁外の部署や各区役所には高島市長や副市長が出向いて訓示する。
この日、市長は市役所講堂に集まった職員約610人に、「この1か月間を機に、公務員という責任と自覚、誇りを取り戻してほしい」と呼びかけた。
Q&Aは、どういう場合が「自宅外での飲酒禁止」の例外になるのかなど、職員の疑問に上司らが対応するための9項目の想定問答集。市人事課が作成し、各局の総務担当課長らに配布した。同課は職員の動揺を考慮し、「混乱を避けるために作成した」としている。
飲酒できる例外として、「仕事や親戚の付き合い、結婚式などはどうか」との問いには「原則としてノンアルコール。自分の結婚式の場合は、所属長に相談してください」と回答を例示。現時点ですでに飲み会を予定している場合は「キャンセルする必要はないが、参加者に趣旨を伝えてソフトドリンクを飲むように」としている。
宿泊先での飲酒の可否については、「過去に問題を起こした事例もあるので、自宅外では飲酒を控えるように」としている。同課によると、2008年に市教委職員が長崎県に旅行中、宿泊していたホテルで酒に酔って別の客の部屋に入り、トラブルになったという。
2012.5.22 YOMIURI ONLINE 抜粋
お酒は適度なストレス発散効果があるし、何より人間関係の潤滑油として多大な効用がある。
しかし、本人の自覚、使い方によってはマイナスの結果を招くことも。
薬にもなれば毒にもなる。
ま、これは何もお酒に限ったことではありません。
で、件の飲酒禁止令。
「酒好き」の私にとっては「お酒に失礼」と言うべきもの。
悪いのはお酒じゃなく、公僕としての自覚のなさ、さらには大いなる勘違いによる増長が原因。
なので、1ヶ月禁酒させたところで何の改善にもならないでしょう。
何だかんだ言ったところで、公務員の給与は恵まれている。
しかし、その給料に見合うだけの仕事はしてない。
にもかかわらず、その安定感と頭を下げなくても給料をもらえるシステムにどっぷりつかり、そしてプライドだけはどんどん高くなる。
問題の根っこはここにあるのです。
なので、福岡市長さん。
禁酒しようがどうしようがダメなものはダメなのですよ。

